お知らせ 詳細
終了致しました。 2022 レーベンバッハ管弦楽団 演奏会 ティアラこうとう
開催日: 2022年5月7日(土)
レーベンバッハ管弦楽団演奏会
日時:2022年5月7日(土)
会場:ティアラこうとう 大ホール
開場 13:00
開演 13:30
指揮: 根本昌明
ピアノ:後藤 泉
演奏: レーベンバッハ管弦楽団
プレトーク: 瀬戸岡 紘(駒澤大学名誉教授)
≪プログラム≫
ベートヴェン ピアノ協奏曲第4番 ト短調
ベートヴェン 交響曲第9番 ニ短調から≪第1楽章≫・≪第3楽章≫
ベートヴェン 交響曲第6番≪田園≫
全席指定
S席当日¥6,500
S席前売り¥6,000
A席当日5,500
A席前売り¥5,000
前売りのみS席ペアチケット取扱あり
S席ペアチケット¥10,000
*未就学児の入場はご遠慮ください
お問い合わせ・チケットのお申し込みはレーベンバッハ音楽企画まで
電話.080-9324-3303
FAX. 046-257-3347
新型コロナウィルス感染症対策といたしまして、ご来場の際には、マスクの着用をお願い致します。
後援:
エイトスター・ダイヤモンド / ゴールデンクロス株式会社 / 一般財団法人聖泉文化振興財団
主催:
レーベンバッハ音楽企画
◎根本昌明のベートーヴェン!! 音楽評論家 浅岡弘和
いよいよ待望の根本昌明のベートーヴェンが聴ける!今回はオール・ベートーヴェン・プログラム。しかも何と美しき五月に相応しく、偶数番号の協奏曲と交響曲の組み合わせである。
まずは演奏会全体の豪華な序曲として「第九」の第1楽章が演奏されるが、これは来年への布石か或いは前哨戦か。根本渾身の指揮により10年前の名演を上回る巨大な造形による宇宙創成を想わせる超名演となることは疑いない。
かつて巨匠イェルク・デームスと「皇帝」を共演した根本だが、今回の2曲目には日本の名女流後藤泉のソロによるピアノ協奏曲第4番が置かれている。ルービンシュタインは些か外面的な「皇帝」よりこちらを高く評価していたが後藤はピアノでベートーヴェンの交響曲を弾くのを得意としているだけに正に適役。コンラート・ハンゼンとフルトヴェングラー以来の名演が期待できよう。
後半は何と「第九」のアダージョで開始されるがこちらも根本のベートーヴェン愛によってあたかも来迎図のように至純な天上の音楽となることだろう。そして楽聖ベートーヴェンの精神がそのまま地上に降臨するように「田園」が始まると思われる。
「田園」は単なる描写音楽ではない。ロマン・ロランのハイリゲンシュタットの遺書への卓見「ベートーヴェンは自然の音を描写したのではない。なぜならもう彼にはそれらの音は聞こえなかったのである。彼は彼にとって永遠に失われてしまった世界を不撓不屈の精神により彼の音楽の中に再創造したのである」おそらく彼の不滅の愛人と最後の三つのピアノソナタの関係にも文字通り同工異曲の関係が存在するのであろう。
「運命」と双璧をなす絶対音楽。神への報恩、即ち神と神が創ったこの世界への絶対的な肯定。或いは地獄を視た者の感謝の祈りか。理想は彼の頭の中だけにあったのである。信じる者は救われるではない。既に救われている者が信じることができるのである。
チケット等
- 2022 レーベンバッハ管弦楽団 演奏会 ティアラこうとう S席 (6,000円) 購入/問合せ
- 2022 レーベンバッハ管弦楽団 演奏会 ティアラこうとう A席 (5,000円) 購入/問合せ
- 2022 レーベンバッハ管弦楽団 演奏会 ティアラこうとう S席ペアチケット (10,000円) 購入/問合せ